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秋元接骨院院長の足と健康コラム Vol.16

ホーマンの外反母趾体操外反母趾のリハビリ運動

コラム担当:秋元接骨院院長・柔道整復師・
フットアジャストセラピスト  秋元 英俊
画像提供元:秋元接骨院
※画像や内容の無断転用を禁じます。
参考・引用文献:体操療法ー整形外科を中心としてーG.Hohmann著.水野 祥太郎 監訳 1965年 医歯薬出版
※画像や内容の無断転用を禁じます。

ホーマン体操について

一般的にホーマン体操といえば、外反母趾のリハビリとして定着した代表的な運動療法です。実際にこの体操で外反母趾の改善が見られた症例の報告も多く見られ、ある程度効果のある体操といえます。
ところでホーマン体操=外反母趾体操のイメージが強いですが、実際はホーマン教授著作の体操療法の中で紹介されている体操方法の一つです。この体操療法の中では、そのページの多くに背骨の変形や姿勢不良、足の機能低下などに対する様々な体操方法が紹介されています。外反母趾の体操方法は、その中のほんの一部の体操です。
このページでは、ホーマンの外反母趾体操の方法と、その原理について紹介します。

外反母趾角を改善するホーマン体操

ドイツの整形外科医ホーマン(Georg Hohmann:1880年〜1970年)の著書に紹介された体操のひとつに外反母趾体操があります。この体操を考案したのはホーマン教授と体操療法の本を共著したリナ イゲール スタンフ夫人(Lina Jegel Stunpf)です。
著書には床の端で立ち、足指を床の端から外へ出した状態で左右の母趾に環になった帯を掛け、曲がった母趾を真っ直ぐにした状態で母趾の屈伸をする体操として紹介されています。
現在広く紹介されているホーマン体操とは方法が異なっており、どの様な経緯で現在のホーマン体操に変わったのかは、まだ私は調べがついていません。
一般的に知られているホーマンの外反母趾体操は、幅広のゴムを左右の母趾に掛けて引っ張る体操です。この体操は外反角の改善効果が報告されていて、軽度の外反母趾や中程度の中で比較的軽い外反母趾では外反角の改善が期待できます。また中程度以上の外反角が大きい外反母趾でも、外反角の更なる悪化の予防や外反母趾による痛みやしびれなどの症状の改善効果が得られた症例の報告があります。
この体操は比較的簡単な方法ではありますが、正しいやり方で行うことが重要で、誤った方法で行うと逆に悪化することがあるので注意が必要です。
以下に画像にてホーマンの外反母趾体操の方法を解説します。尚、画像中に使用したゴムは裁縫用のパジャマゴムかパンツゴムの幅15ミリを長さ25センチにカットして、3〜4センチほど重ねた所をホチキスで止めた輪っか状にしたものです。また、体操を行う時は足の横アーチを引き締めるテーピング機能の付いた5本指靴下を着用しています。このような靴下を履くことで、体操時に母趾に掛かる張力の影響が足の横アーチを広げてしまうことを予防し、ゴムで足指の皮膚が擦れることも防ぎます。
尚、ホーマン教授とリナ イゲール スタンフ夫人が書籍で報告した外反母趾体操の方法も続けて紹介します。

※ 一般的に知られているホーマンの外反母趾体操

ホーマンの外反母趾体操
ホーマンの外反母趾体操

ホーマンの外反母趾体操
ホーマンの外反母趾体操

上画像のホーマンの外反母趾体操は、母趾の付け根の関節(MTP関節)が外反向きに硬直して固まっている状態をほぐしてストレッチする効果があります。

母趾の機能を改善するホーマン体操
〜ホーマン教授の書籍で紹介された外反母趾体操

ホーマン教授の書籍で紹介された外反母趾体操1
ホーマン教授の書籍で紹介された外反母趾体操2

ホーマン教授の書籍で紹介された外反母趾体操3
ホーマン教授の書籍で紹介された外反母趾体操4

ホーマン教授が初めに紹介した上画像の外反母趾体操は、左右の母趾の姿勢を整えた状態で母趾の屈伸運動をすることで母趾本来の機能を回復する効果があります。
下の画像のように外反した母趾の状態で母趾の屈伸運動をすると、母趾がさらに外反する方向へ引っ張られ、また母趾の付け根の関節(MTP関節)は歪んだまま動くことで関節内の組織の摩滅と変形を進行させてしまいます。一方、母趾を正しい位置に整えて運動すると、母趾の本来の機能を再教育し、関節内の代謝活動が活性化されるので、外反した状態で硬直した関節をほぐし、炎症により変化した組織を正常に回復させるための代謝活動も活発になります。

外反母趾における短母趾屈筋外側頭の作用
正常な母趾における短母趾屈筋外側頭の作用

地面に立っている時、足指は身体や頭の姿勢を安定させるために地面を掴むように踏ん張ります。また、歩いたり、走ったりする時に踵から足本体、足指の順に体重移動し、最後は母趾で地面を蹴ります。外反母趾の場合、地面を掴むことや地面を蹴ることが上手くできない上に、その動作をするだけで痛みが強くなってしまいます。従って、外反母趾では母趾の姿勢を矯正するだけではなく、矯正した姿勢で正しい動作を教育することが非常に大切です。そういった意味では、ホーマン教授が書籍で紹介した外反母趾の体操は、リハビリとしてとても有効な方法と考えます。


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