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秋元接骨院院長の足と健康コラム Vol.4

外反母趾の起こる理由〜その原因

「なぜ?外反母趾が起こる理由が知りたい!」
一般的に外反母趾の原因は、「ハイヒールや先の細い革靴を履くからじゃない?」と思う方が多いと思います。
しかし、ハイヒールや先の細い靴を履かない人でも外反母趾は起こります。
このページでは、外反母趾を起こす原因や起こしやすい体質などについて解説します。

コラム担当:秋元接骨院院長・柔道整復師・
フットアジャストセラピスト  秋元 英俊
画像提供元:笠原接骨院 笠原 巌、秋元接骨院
※画像や内容の無断転用を禁じます。
参照・引用元:秋元接骨院のホームページ
参考・引用文献:図説 足の臨床 増原 建二 監修 高倉 義典・北田 力 編集 1998年第2版 メジカルビュー社
※画像や内容の無断転用を禁じます。

外反母趾の原因

外反母趾の原因には、先天的要素と後天的要素があります。
先天的要素は、遺伝、体質(関節が変形しやすい・脆弱)、あるいは先天性疾患による骨・軟骨形成異常を原因とするものなどがあります。一方、後天的要素には、病的なもの(リウマチや変形性関節症など)、外傷を起因とするもの(骨折や脱臼など)、生活習慣や靴による影響、歩行バランスや姿勢によるものなどがあげられます。
外反母趾の最も適切な解決方法は、原因の除去といえます。従って原因を見極めることは、外反母趾を改善するための近道といえます。

<原因その1>
外反母趾を引き起こしやすい生活条件

 履物や靴下による影響
「履物やストッキングなどで足指が圧迫される。」 外反母趾の大半は、これが直接的原因と言えます。靴やサンダルなどの履物により指先が圧迫されるのは、だれでも注意するところですが、サイズの小さい靴下やストッキングで圧迫されることについては、意外と無頓着なケースが多いようです。せめて自宅内では足指が圧迫されない靴下や5本指靴下などに履き替えるぐらいのことは最低限のケアであると考えます。
外反母趾や足趾の付け根の痛みを訴える患者の内、靴が原因と思われる方が多くを占めています。例えば、「靴のサイズが合わない」が挙げられます。靴のサイズが小さくて指先が圧迫されて外反母趾を生じるのはもちろん、靴やサンダルなどの履物では、サイズがゆるすぎても、履物が脱げないように指を上げて履物を押さえたり、履物の中で足が前の方にずれて行き、指先が圧迫されるなどの弊害を生じます。
その他に「靴の形状が合わない」も原因の一つです。仕事でパンプスやハイヒールなどを履かなくてはならない場合や男性でも先のとがった靴や安全靴などを履かなくてはならない場合でも外反母趾を起こしやすい要因となります。

外反母趾の症状2
外反母趾対応5本指靴下

 スポーツによる影響
スポーツ種目の中で外反母趾の発症例が比較的多いのは、サッカー、剣道、マラソンです。サッカーの場合は、走るのはもとより、急に止まって方向転換する、ボールを蹴る、ドリブルするなど足の指の付け根にかかる負担は他のスポーツとは比較できないほど 過酷なものと思われます。マラソンは長時間走り続けるために、足指が常に靴の先の方に押し付けられて圧迫を受けます。
サッカーとマラソンの共通点は、靴を履いたまま長時間走り続けることです。走っている間は、足部の前の方に重心が乗ります。足趾の付け根、特に母趾球部分で強く蹴るときに、中足間隔(横幅・足幅)が広がり横アーチが下がります。また、足は靴の中で前方へ滑るために足の指先が詰まるように圧迫されます。この状態が長期間にわたり繰り返されると、中足の横アーチが広がり、母趾は外反します。また、母趾の付け根が圧迫されることによるバニオン(母指の付け根の炎症)の発症や、足底筋膜の炎症(足裏の土踏まずや踵の痛み)などを合併することもあります。シューズを履いて運動するスポーツでは、正しいスポーツシューズの履き方、足に合ったシューズの選択やフィッティングが外反母趾を予防するための第一歩といえます。
剣道の場合は、元々外反母趾を有する方や開張足、あるいは外反扁平足など足のアライメント異常がある方に起こりやすい傾向があります。この様な足部の変形を有する方が剣道の練習で繰り返し踏み込む動作をすると、横アーチを支える組織が疲労性炎症や疲労性損傷を起こして足幅が広がります。それと同時に母趾は外反し、外反母趾の症状が出現します。

<原因その2>
外反母趾になりやすい体質的要素

同じ様にパンプスやヒールの高い靴を履いても、外反母趾になりやすい人となりにくい人がいます。また、パンプスを履かない子供や男性でも外反母趾になる人がいます。
この原因の一つに体質的要素があげられます。また、骨格の形状が、個人により様々な形態的な変異があり、外反母趾になりやすい構造の存在が上げられます。
体質的要素には、遺伝や先天性疾患などの先天的なものと、リウマチなどの膠原病や代謝障害性の病気などの後天的なものがあります。特にリウマチを始めとした膠原病患者においては、骨や関節、あるいはそれらを取り巻く滑膜組織などが脆弱となり関節の炎症や変形を引き起こしやすくなっており、ほとんどの方が二次的障害として外反母趾を発症します。この様な体質的脆弱な状態では、靴やストッキングによる指先の圧迫、あるいは運動や労働による足の疲労でアーチが下がり足部の外反を起こすなど、健康な方よりも外力に対する抵抗性が劣るために、外反母趾変形を起しやすい体質的条件下にあるといえます。
一方、骨格の形態的問題では、母趾が他趾と比較して過度に長く、靴やストッキングによる外反向きへの圧迫を受けやすい形状にあるもの、あるいは第1中足骨と内側楔状骨で形成される関節構造の変異の存在により、第1中足骨が内反しやすい関節面の形状を有する場合に、外反母趾変形を生ずる可能性が高い構造的条件下にあるといえます。

エジプト型足趾の外反母趾の症例
外反母趾の誘因1

外反母趾の誘因2
外反母趾の誘因3

外反母趾を防ぐためには、原因と考えられる上記の様な要素を取り除く事が大切です。また、これらの原因から逃れられない環境にある場合は、それらの原因に応じた適切な対処を行う事が治療や予防に役立ちます。


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